プロが教える！訪問看護ステーションの選び方とは？

訪問看護の仕事を探している看護師さんにとって、どのステーションを選ぶかはとても重要なポイントです。そこで今回は、利用者さんの属性に注目して、働く訪問看護ステーションを選ぶ方法についてご紹介します。

利用者さんの属性を確認しよう

訪問看護ステーションに転職を考えているとき、そのステーションが「どんな利用者さんにサービスを提供しているのか？」や「得意としている分野は何か？」を確認することが大切です。例えば、小児科やリハビリ、精神科、または医療依存度が高い利用者さんを対象にしているステーションなど、ステーションごとに異なる特徴があります。

ステーションごとに得意分野がある

訪問看護ステーションは、それぞれ得意とする分野があり、どの分野で経験を積むことができるかは働く上で重要な要素です。経験を活かして働きたいのか、新しい分野に挑戦したいのか、自分のキャリアプランに合ったステーションを選ぶことが必要です。

利用者さんの属性の例

ステーションによってサービスを提供している利用者さんの属性も異なります。以下のような例が挙げられます。

• 介護度が低い方が多いステーション 比較的、元気な高齢者や要支援レベルの方々が多いステーションでは、リハビリや生活援助が中心となります。
• リハビリサービスに特化しているステーション リハビリ専門のステーションでは、理学療法士や作業療法士と協力しながら、利用者さんのリハビリをサポートすることがメインです。
• 小児科や精神科の利用者さんが多いステーション 小児科や精神科を得意とするステーションでは、子どもや精神的ケアを必要とする方々へのサポートが中心です。こうしたステーションでは、特定の分野に精通している看護師さんが求められることもあります。
• 医療依存度が高い利用者さんが多いステーション 呼吸器やカテーテル、点滴など医療依存度が高い利用者さんが多いステーションでは、看護師としての技術力が試される場面が多くあります。
• 幅広い利用者さんに対応しているステーション 老若男女問わず、さまざまな利用者さんに対応しているステーションもあります。幅広い経験を積むことができる一方で、様々なスキルが求められることも多いです。

ステーション選びのポイント

自分が働きたいステーションの利用者さんの属性を把握することで、日々の業務内容をイメージしやすくなります。自分のこれまでの経験を活かせるステーションを選ぶのか、それとも新しい挑戦ができるステーションを選ぶのかは、あなたのキャリアプランに応じて考えるべきです。

また、利用者さんの属性によっては、業務内容が大きく異なることもあります。例えば、リハビリ中心のステーションでは、看護師がサポートするリハビリテーションの知識が必要ですし、医療依存度が高い利用者さんが多いステーションでは、医療技術に精通した看護師が重宝されます。

まとめ

訪問看護ステーションを選ぶ際には、利用者さんの属性やステーションごとの得意分野をしっかり確認することが大切です。自分がどの分野で活躍したいのか、または新しい挑戦をしたいのかを明確にし、ステーションを選ぶことで、よりやりがいのある看護師生活を送ることができるでしょう。

訪問看護の転職を考えている方は、まず自分に合ったステーションを見つけるために、利用者さんの属性やステーションの特徴をよく調べることをおすすめします。

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